出版社現代書林
新卒採用
2025卒社員
(内定者当時のインタビュー)
部署は違うけど同期の2人。現代書林に来てくれて本当にありがとうございます!
大変だった就活の話を教えて!
現代書林の印象は?
―― 現代書林の第一印象はどうでしたか?
じゃあまずはSさんからお願いします。
S: 大学の知り合いから「出版志望なんだったら、今度インターンをやる出版社を知ってる」って教えてもらったときは、正直聞いたことがない出版社でした。
でも、ホームページを見たら歴史が50年くらいあることが分かって、インターンに行ったら雰囲気が明るくて、長く続いているし親しみやすいなっていうのが第一印象でした。
―― 確かに、いま(2025年現在)48年目なので、しっかり生き残ってきた出版社ではありますね。
じゃあKさんはどうでしたか?
K: 私はネットで新卒採用をしている出版社を調べていて、ホームページにたどり着いて初めて知ったんですけど、最初の印象は「堅い出版社なのかな……?」でした。
出している本が実用書で、自分が普段読むのとはちょっと遠いジャンルでしたし、理念もしっかりしたことが書いてあったので……。
―― やっぱり検索してサイトが出てきた時って大事ですね……。
26卒はちゃんと専用サイトを作れたので、そこが改善できてるといいのですが。
―― そこから二人とも選考中にいろいろありましたが、特に印象に残っていることはありますか?
S: 私は就活の終盤では、他の出版社さんと現代書林とのふたつが最後に残ったんですけど、そこで気になることを全部リストにして、それぞれの人事さんに送ったんです。
「入る前に不安なので、これについて教えてください」、例えば「手当は?給与の評価制度は?休憩の取り方は?退職金制度は?」って……すごく長いリストでした。
その時に、1社は口頭で少し話してくれただけで、ちゃんと答えてもらったと感じられなかったんですけど、現代書林は逆に紙で全部の回答を準備して、一緒に見ながら説明してくれて、すごく安心できたのが印象的でした。
―― それは何よりでした!
LINEから全文コピペして表を作ったのが懐かしいです(笑)
Kさんはどうでしたか?
K: 少し似てるんですが、「まだ内定も出してない学生に、ここまでオープンに話してくれるんだ」と思ったことです。
二次面接では企画部の社員さんが面接官だったんですけど、「実際の仕事はこうです」って本当の資料を見せてくれたんです。
「実際に私がやることなんだな」ってイメージしやすくて、採用の段階でここまで教えてくれたのが印象的でした。
面接の後のフィードバックも詳細で、「あ、自分はこう見られてたんだな」って第三者からの自分の評価を聞けたのも、すごく参考になりました。
――仕事の説明については、嘘をつくのはもちろんダメですけど、情報を出さないのもやっぱりお互いのためにならないと思うんです。
もしかしたら情報過多だったかもしれませんけど、でもそれを好意的にとらえてくれてよかったです。
フィードバックについては、嫌な人には余計なお世話なのは分かってるんですが、自分が就活生の時には「評価を教えてください」って言う度胸がなくて……同じように、本当は知りたいけど言い出せない学生さんもいるかもなって思って、いまは細かく伝えるようにしてますね。

入社の決め手は?
―― では「これが決め手だった!」というものがあれば、ぜひ教えてください。
S: ひとつは、さきほどの「質問に真摯に対応してもらったこと」でした。
もうひとつは、実務の適性検査でした。
最初に就活を始めたときには、実は私も編集を目指してたんですけど、ここで体験してみて「私はこっちのほうが向いてるのかもしれない」と思って。
―― 管理部だけ適性検査をやったんですよね。
伝票の数字の間違い探しとか、契約書から情報を読み取るとか、マニュアルの読解とか、本当の仕事の簡易版を作ったんです。
Sさんはパーフェクト、お見事でした!
正直、市販の適性検査って自分も絶対解けないですもん。
S: 私も就活で解いててもよくわからなかったんですけど、現代書林の適性検査だったらやってる意義があるなと思いました。
―― ……でしょ?(担当のドヤ顔に一同笑)
Kさんはいかがですか?
K: 私は二次面接で、現場の社員さんから「すごく大変だよ、こういう風に大変だよ」って言われたんです。
すごく具体的に念押しされたおかげで、「やってやりたい!」って気持ちが強くなっていって。
――うわ、カッコいい!(ふたりの拍手)
K: 自信があるわけじゃないですけど、でも熱心に教えてくださったから、「ちゃんとできます」って言えるようになりたいという思いが強くなったんです。
仕事の楽しいところをたくさん教えてくれる会社さんは多いですけど、マイナス面はそんなに聞けない分、ふわふわしたイメージになってしまいがちでした。
どこがどう難しいのか、具体的に教えてもらえたのがありがたかったです。
――いやあ、入社後が楽しみで仕方がないです!
自分が携わったことで本が完成していくのが企画部のやりがいなので、大変なことはありつつも、そこを楽しみながら仕事をしてもらえたらすごくうれしいです。

就活生に一言!
―― じゃあ最後に、これを読んでくれている就活生たちに、メッセージをお願いします!
S: 私は、「この業界に行きたい」って口に出しておくのが大事だと思います。
ESでも面接でもけっこう詰まってたタイプだったんですけど、私が出版業界志望だって知っている友達や先輩が、業界情報を教えてくれましたし、それ以外でもたくさん手伝ってくれたんです。
例えば「ES見てあげようか?」って。
他の人の意見を参考にしてとにかくいろいろ試していました。
―― おお、人に頼るのが上手なんですね。
S: そうですね、先輩にアドバイスをもらったり、大学のメディア志望者向けのセミナーに参加したり……それでも面接本番になると、考えてたことをすっ飛ばしちゃうのはなかなか治らなくて、練習あるのみでした。
―― じゃあ苦手意識のある人は、いろんな人に見てもらったら少しずつ自信につながるかもしれませんね。
Kさんはどうですか?
K: 私は内定をもらうまでにすごく時間がかかったので、どうしても周りと比べてしまって落ち込むのは避けられなかったです。
でも自分の志望業界をどのくらい諦めたくないか、それを考えて希望を持って「次がある」「何とかなるさ」って自分を保ち続けて、落ち込み過ぎないようにしていました。
だから、周りにいろいろ言われることもあると思うんですけど、それを気にしすぎなくていいと思います。
――周りとも協力してたんですか?
K: 自分が上手くいってないときに、誰かの「就職決まった!」を聞くのに抵抗があって……。
――あ~、これは自分もなかなか内定もらえなかったので、よく分かります。
K: だから私の場合は、家族に一番相談してました。
途中で別の業界も一応見始めたんですけど、やっぱり出版社を諦められなくて。
実は、通年採用をしている現代書林を見つけたのは4年生の夏だったんです。
だから本当に志望業界に行きたいなら、最後まで信じ切って頑張ってほしい、そうしたら私みたいに何か見つかるかもしれない、と思います。
――ふたりとも、等身大でお答えいただいて、そして現代書林と巡り会ってくれて本当にありがとうございました!
4月からよろしくお願いしますー!


